どうだいぼくと指切りしないか
少し前になるのだけど、大瀧詠一さんが亡くなられた。日本を代表するメロディーメーカーの死はとっても悲しい。だけど、ゆっくり彼の音楽を掘り下げる事なく今まで過してきた自分はもっと悲しい。さらに言うと亡くなったニュースを聴いて音楽を再評価してしまう自分は最高に悲しい。やりきれない。
はっぴーえんどや彼がプロデュースしたシュガーベイブはとっても好き。あぁそこで満足してた。
そんな私にも、唯一強烈に好きな曲はある。
指切りっていう曲だ。ベースが細野さんなのよね、無駄がないベースライン。
奥田民生さんは昔、音が鳴っていないところにそのアーティストの宇宙を感じるとかそんな事を言っていたけど、この曲は宇宙を感じずにはいられない!音と音の間が最高に気持ちがいい。色気も感じる。彼と彼女に流れる空気を想像してしまう。カッコよすぎてため息がでる。
いい曲ってトラックを永遠と聴いていられる曲がいい曲だと思っている。
この曲もまさにそう。アウトロなんて半日流れてても飽きない。
70年代のアーティストのセンスって何だろ、ルーツはなんだ。ちゃんと研究したいな。どうやったらこんな音楽が出来るのだろう。
あぁ‥考えれば考える程、亡くなった事が悲しくなってきた‥。これから掘り下げます‥うぅ‥。